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24 April 2010            奈良へ  |  日々  |  TB:  |  C:0  |
今日、奈良へ行って帰ってきました。
会社の説明会でしたが、某ナビの不具合により情報が全く伝わっておらず、
ぎりぎり最終日程三日前くらいにそのことが発覚し、会社のご好意によりすべりこめました。
一昨日くらいに奈良行き決めたのであたふたして、急だったから新幹線で、日帰りです。
新幹線は高いよー;;
往復で25000円もする。


けれど、書きたいことはそこではなくて。

今日の朝に神奈川県を出発して4時間かけて奈良へ行き、関西は馴染みが無くて、慣れたのはこのひと月で3回目の新幹線からの車窓くらいで、京都で新幹線をおりてJRで奈良まで1時間弱。その間の車窓風景がなぜだか以前夢でみた場所そっくりでした。
坂の下にちょっと古い、決して歴史ある古めかしいではなく、国道の脇とかにぽつんと建っていそうな蔵のような外装の店があっておそばとか出してて、その店からずーっと坂が伸びていて坂の上には小高い林と広い原っぱのようながある、そんな場所。
電車からだと一瞬だし、坂の上の様子までわかるわけもないけれど、何故か「あ、ここ」って思ったのです。
既視感ではなくて本当に数ヶ月前に夢にみた。
京都の宇治のあたりだと思うけれど、私は京都自体、中学の時の修学旅行と去年18切符で旅したときに清水寺に少し寄ったくらい。多分、今までで2度しか訪れていないし、宇治にはきっと行っていない。
けれどとても見覚えがあるような不思議な風景だったその瞬間。

京都や奈良は歴史で見た地名が多くて、知らないけど、知っているような、おとぎ話の世界のような、そこにももちろん現在という時間は確実に流れているのだけれど、その言葉だけで日常から切り離されたような、土地の質みたいなものがあるように思う。
東京と、京都や大阪なんて都市機能としては変わるものでもないし、街並も都市って似ているし日本語だし、何も変わったことなんて無いようにも思うのに、
方言の威力というか、空気が違うというのか、
匂いが違う。
4時間座っていれば訪れられる場所。


土地の所為なのか、会社への期待からなのか、
ずっと夢見心地のような気分で、わたしがそこにいたこと、聞いたこと、
全て夢だったのではないかと思うほど実感がまるでない。
奈良にいたのは4時間足らずであとは移動時間だったせいか、匂いの違う場所に私はいたのに本当にいたのかなって今でも思う。
憧れが強すぎて、説明会の間もずっと、なんだか心臓がドキドキして、自分がここにいることが不思議で、社長さんのお話もすごく共感がいっぱいで、と言うか共感しないところなんてひとつもなくて、何故かわからないくらいに苦しくなって、こらえなかったら多分涙が落ちた。

悲しいでもなく、寂しいでもなく、辛いでもなく、嬉しいでもない。
でも涙がでそうになる、
その感情の名前を知っていたら教えてほしい。


泣いたときに「泣いたわけ」というものを自分で振り返って分析するけど、それってなかなか難しい。だって人の感情って複雑な感じで適切な言葉なんてあてはめられない。ぐちゃぐちゃのごちゃごちゃ。
そういう状態が苦しいのかもしれない。
でも今日の涙がでそうになったわけの答えはなんだろう。

ほんとはそこで外聞も無くぼろぼろ涙を流してみたかった。
流したらなにかすっきりしたのかな。


脈絡ない感じになってしましました。
文章力の無さが恨めしいことこの上ない。

川上未映子さんの本は、時々はっとするような文章があって、私の中にもやもやっとしたものを停滞させます。
これは何だろう?
奥底でくすぶっていた感情が流出するような、
自分の醜さを露呈するような、
もやもや。

それが文才ってものか。




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