改めて読んだ本が自分の考え方のルーツになっていたことに気づく。
忘れていたとしても、幼い頃に読んだ記憶がどこかにこびりついていて
今の自分の考えかたになっていたりもする。
自分の考え、や考え方というのは正しい言い方ではなく、むしろただその本の受け売りだったのかもしれない。
けれど考えというものが必ずしも自分の中で絞り出したものでなく、
沢山の考え方が世の中にはあらゆる方法で提示されていて、最も自分が共感できる考え、その通りだと感じるものを自分の考え方と言うことがダメなことではないように思う。
個人が独自に考えたと言っても、そういうものは今まで読んだ本や漫画や果てはゲームにしたって今の自分が記憶していなくても組み込まれているわけで、自分の考えはこうです、と言ってもルーツはきっとどこかにある。
色々、生きている中で色々なものを吸収して、混ざり合って溶け込んで、
そうして自分の考えと今の私は言ってるのじゃないかな
考え方の元になっているもの、なっていたものを発見した時の気持ちが、なんとも言いがたくて、ああ今まで自分ここに書いてあること言ってただけなんじゃないかと思ったりもするけど、自分の言葉では言い表せないくらいにうまく、わかりやすく書いてあるもので。当たり前だけど人に共感されるものの強さってそういうものなんだと。
何度も何度も読んだ本でも読むたびに感じ方はかわる。
その感じ方が考え方とうまく繋がらなくても、感じたことは私が感じたことで間違いないと思うから、考え方というと堅くなるけど日々の感じたことのつめあわせが考え方を作っているのだと思いました。
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